カテゴリー「指導方針」の13件の記事

2012年10月 1日 (月)

音で、そして言葉で

みなさんの普段のレッスンはどういうスタイルですか?

ここはこう弾くんだよ、と説明される時は

先生が実際に弾いて『音』で伝えますか?

それとも具体的にどうするか『言葉』で伝えますか?

私は生徒のタイプにより、極端に使い分ける事があります。

どんどん弾いて『音』を聞かせて言いたい事を伝える場合。

そして、音は出さずに徹底的に口で説明して『言葉』で伝える場合。

生徒によって感性のタイプが違うので、

これは決していっしょくたにはできないと考えています。

tulip

まずは、直感で弾いている子、直感で弾けてしまう子。

とても勘が良く、音を聞かせるとすぐ真似できてしまいます。

だから逆に音を聞かせないで『言葉』で教えるのです。

弾いて聞かせるとすぐ出来てしまうので、レッスン時間の中では

うまく指導できたように思えてしまいますが、

実はそういった直感派の子は、

自分が実際に何をどうしてこの音が出たのか、

体をどんな風に使ったのか分かっていない事が多く、

おうちに帰ると、さっぱり忘れてしまいます。

音が頭に鮮明に残っていたり、毎日見本があればいいのでしょうが

実際そうもいかず、すぐ出来てすぐ忘れるという繰り返しになります。

そういったタイプの生徒には、具体的にどうするか、

体のどこの部分をどう使うか『言葉』で伝え、

おうちに帰っても『言葉』を思い出し、出てきた自分の音

覚えてもらいます。自分で出した音はもちろん忘れません。

tulip

そしてイメージが足りない生徒、または向上心が強い生徒などは

どんどん弾いて、私の音を聞かせて、『音』で伝えます。

頭と体はリンクしているけど、何か違う、物足りない。

そんな時には、新しい風を送るように、どんどん音を聞かせて

音にはたくさんの色があるんだと感じてもらいます。

また、向上心の強い子は、私の音を聞く事によって、

私ももっといい音を出したい!と刺激を受けてくれるので

やはり音を聞かせてあげます。

tulip

100人いたら100通りのレッスンを心掛けて、

『音』と『言葉』のバランスを使い分けています。

レッスンはいつも集中力全開、頭フル稼働。

ひとりひとりみんなの反応、目、ひとつも見逃さないようにsign01

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2012年5月13日 (日)

あんなに弾けたら楽しいだろうな

「先生ほど上手に弾けたら、さぞかしバイオリン楽しいんでしょうね」

たまに私が言われるセリフです。

そんな私もハイフェッツを見て、

「これだけバイオリン弾けたらどんなに人生楽しいだろう」と思いますし

冒頭のセリフをゆった方も発表会では、

「○○さんくらい弾けるようになりたいです」と言われています。

もちろん目標・向上心を持って弾くのはいい事です。

でも、どんなレベルの人も、どんな曲を弾いていたって

バイオリンは楽しいのです。 音楽は楽しいsign01

ある程度のレベルまでいかないと楽しめないからそれまでは頑張る、

と勘違いされる方がたまにおられますが、

そんなことは無いです。

苦行でもするつもりなのか!

たまに昔の自分を振り返り、自分の成長を褒めるもよし、

出来ない・出来るようになったの繰り返しを楽しむのもよし、

今の自分はまだ楽しく弾けるレベルでは無い、と思わないで。

音楽の楽しさは技術と比例するわけではないんです。

日々の演奏・学習の中に小さな楽しみ・喜びがつまっています。

是非、「音」を「楽」しんでくださいhappy02note

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2012年1月18日 (水)

天才 or 凡才

私は天才では無くてよかったな~とつくづく感じる事があります。

(これだけ聞くとひがみっぽく聞こえるかな?)

もちろん、世界の第一線で活躍する演奏家を目指すのであれば

天才であるほうがもちろんいいんでしょうが、

私は指導する道を生涯つきすすもうと決めているので、

できない、難しい、気持ちが理解できて良かったな~と思うのです。

学生の頃上手で評判だった友達は、小さい頃から天才扱いで

大人顔負けの難しい曲を弾き、

コンクールも何度も入賞したそうです。

そしてその子は今子供を教える身となって、

自分は全然苦労をしてこなかったんだな~と感じるそうです。

生徒がつまづいたら、私もここで苦労したんだよ、

と共感したい。

こんな風に練習してみたらここの移弦うまくいくと思うよ、

と自分のノウハウを惜しみなく伝えたい。

note

レッスンでよく聞く、

「もっと歌って~(音楽的に、という意味)」

「汚い音出さないで~」というセリフ。

歌ってとか、汚い音出さないとか、

これってとても曖昧な注意だと思うんです。

「歌う」ってどうすることなの?

「きれいな音」ってどうやったら出るの?

誰も、わざと悪い音をしようとする人はいません。

ダメって言われたって、正しいやり方がわからないんですもの。

たまに勘の良い方がいて、直感で力加減を調整し

弾きなおしてきれいな音を出せる方がいますが、

何が原因でこんな音が出たのか自覚がないと、

結局また同じ失敗をどこかでします。その繰り返しです。

ひとつ汚い音をとっても、弓の重さのせいだったり、

体のかたさのせいだったり、はたまた左手がういていたり

いろんな原因がありますから。

こればっかりは、ハッキリいって、苦労したもん勝ちです。

たくさん失敗をしてきて、いろんな壁にぶちあたって、

その度に何をすればよくなるのか考えてきた私は

悪い音の出し方の引き出しもたくさんありますし、

その分、その悪い音を直す方法の引き出しもたくさんあります。

自分は簡単にできるようになったのに、何でできないんだろう・・・は

絶対に思わないのがポリシーです。

生徒にうまく説明でき、良い音が聞こえてくると、

自分の苦労の日々を誇らしく思います。

凡才、万歳good

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2011年11月21日 (月)

代講のレッスン

そろそろ代講の先生のレッスンも終わりに近づいていて

代講の先生は数か月間のまとめに入ろうとしてくださってます。

私自身も代講を今まで何人もの先生のもとでやったので

分かるのですが

1週限りの代講とまとまった期間の代講は全然違う!

1週限りだと、注意したことを次回聞くことができないので

つい遠慮がちになってしまいますsweat01

今回代講をお願いするにあたって、

先生方に100%のレッスンをして欲しかったので

(偉そうな話ですが大事な生徒ですもの)

個性や長所・短所を伝えただけで、

「こう指導してください」とは極力言いませんでした。

私に変な気を使って、せっかく気が付いたことを飲み込んでしまったら

もったいないですからねsign03

生徒と、代講中のレッスンについて話してみたら、

初めて聞く注意を受けた方は、そういうとらえ方があるのか、と

とても新鮮でいい刺激になりました、とおっしゃっていました。

私がいつも言ってた事と同じことを注意された方は

やっぱり誰が聞いてもそう感じるということはしっかり直さなきゃ、と

あらためて感じたとおっしゃっていました。

私を選んで、私のところにわざわざ来てくれている生徒なので

代講といったら普通はマイナスのイメージなのですが

どんな出来事でも、なるべく生徒にとってプラスにしてもらいたい、

常に上達を実感し続けて欲しい、と思っています。

12月からレッスンに完全に戻りますhappy01

早く生徒に会って、生徒の音を聞きたいですheart04

3

お友達の誕生日プレゼント用に作ったアロマディフューザーです。

プリザーブドで作ったアレンジ。

もっと大きいアロマポット買えば良かった・・・。

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2011年1月28日 (金)

ミュージックノート

子供の生徒のレッスンの時は、

レッスン時間数分前に切り上げて、必ずこの

「ミュージックノート」というものに、今日のまとめを記入します。

曲名、上手にできたところ、注意したこと、

家で練習するときに気をつけてほしい事、などを5行程で記入します。

このミュージックノートは、市販でたくさん種類が出ていて、

他にも「レッスンノート」と呼ばれていたりします。

私の愛用している物は、小さいノートで見開き2ページに

ひと月4回分のレッスンについて記入することができます。

それぞれレッスン毎にシールを張るところがあり、

このレッスン後のご褒美シールを子供達は

どれだけ楽しみにしていることかlovely

ですが問題は・・・

新年度に向けみんなのミュージックノートを買いにいったら・・・

『あのノートは廃版しました』

そんな~~~~~!!!!

私の理想ぴったりのただ1冊のノートだったのに!!

Musiclessonnoteph2255

ちなみにこれです。

私のこだわりポイントはというと・・・

★見開きでひと月である

★男女関係なく可愛いデザイン

★1冊を1年で使いきれる

★大きめシールが張れる

他のノートに多いのが、1ページ1レッスンで、

おうちの方からのメッセージや宿題を書く欄が異様に多いタイプ。

基本的に子供の生徒さんは皆さんおうちの方と一緒に来ているので

直接コミュニケーションをとれていてご両親のメッセージ欄はイラナイ・・・。

(きっとそうでない教室が多いからなんだろうなぁdespair

そして宿題も、わかるように楽譜に書いているので

これまたイラナイ欄・・・。

もう3年くらい、これが一番使いやすい!と思って愛用していただけに

手に入らないときいてショックでした~shock

YAMAHAのお姉さんに、なんとかなりませんか~~と

どれだけ無茶をゆったか・・・トホホ。

こういうときは必殺、在庫をかかえているネットショップ!

と思い立つも、探せど探せどどこも在庫切れ。

(u_u。)

他のものは、中身がまあまあ使いやすそうだな、と思った物でも

表紙が「ピアノノート」。&大きなピアノのイラスト。

音楽を習ってる人が全員ピアノだと思うなよ!!!!(怒)

ということで、まだ迷っておりますが、

新年度ミュージックノートについて今ある案は、

♪「ピアノノート」に大きなバイオリンのシールを張って平然と使う

♪いっそ普通のメモ帳に書いてシンプル使いやすいを追及する

♪思い切って商品開発をしてみる

・・・・・・・・・・・・・・・・。

(/□≦、)

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2010年1月26日 (火)

練習を好きになる

バイオリンをやっている人も、他の楽器の人も、

私の生徒さんも、他のお教室で習っている方も、

みなさん練習していますか?

NOsign01 レッスンでしかバイオリン弾きません!今後もずっとそうです!

の人は以下の文、無関係ですcatface

練習量の多い、少ない、は今日は置いておきましょう。

練習は嫌い!でもバイオリンは好きなの!

と思いながらも、重い腰をあげて練習しているあなたはエライ。

でも、いやいや練習するのは辛いですよね。

それでも練習はしなければならない。

だってどれだけ上達したか、って習った期間では無く

弾いてきた時間だもの。

そこで、いやいやな気持ちと戦って打ち勝ってきたあなたは、

そのパワーを「練習が好きになるための努力」に向けませんか?

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2010年1月14日 (木)

プチ感動

レッスンでたまに小さく感動する時があります。

だいたい生徒さんがすっごく練習してきてくれた!とか

壁をこえた!とか同じ類のことですが。

昨日のレッスンでは、女の子の生徒さんが

先週マルをあげなかった(上がりにならなかった)曲を

くやしくて必死に練習してきてものすごく上手になってたとき

心の中で飛び跳ねたいくらい嬉しい気持ちを押さえて

平然なふりをしました(笑)

しかも私がすごく好きな曲だったので、心をこめて弾いてる姿に

なおさら感動sign01

私は子供にはだいたい2種類の曲の進め方をします。

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2009年12月21日 (月)

ビブラート

音楽表現で欠かせないのがビブラート。

ビブラートとは、左手を動かして音を揺らす技術です。

実は私、ビブラート教えるの得意ですnote

ビブラートって、その人の奏でる音楽の印象の多くを占めるくらい

とっても大事な、長所にも短所にもなる技術で、

私はすごくすごくすごく重視しているので、

ほとんど全員にビブラートもうるさく指導しています。

(うるさすぎてごめんなさいかも!)

まず、私自身が、ビブラート得意sign03

ゆっちゃった。本当だもん。どこいっても褒められるんだもーんsign03

ビブラートの指導は、指導内容も当然大事ですが、

指導を始める時期が本当にキーポイントだと思っています。

これはかなりそれぞれの先生で考え方に差があります。

習い始めてからのおおよその期間で決める先生だったり、

この曲ができるようになったら、と学習中の曲、

つまり、レベルで決める先生だったり・・・。

私はというと、基礎力で決めます。

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2009年12月16日 (水)

子供に大事な事を覚えてもらう時

レッスンをしてて、新しいことを教えたときや、

今のその子にとって大事な注意をするとき、

私は、楽譜にその事を大きめの字で書きこみます。

でもただ書き込むだけだと、頭には入りにくい・・・。

特に長い説明のあとは子供の集中力がきれてる可能性、大です。

そこで私は、楽譜に書く文章を子供に決めてもらいます。

「じゃあ、今ゆった事を忘れないように、楽譜に書いておこっか。

 なんて書いといてほしい?」

ここで、子供が習ったことを自分なりに短い文章でまとめます。

「う~んと、“○○は、○○だから○○しない”って書いて!」

「それがわかりやすいね。先生もそうやって書こうと思ってたのhappy01

自分の言葉でまとめた事を目の前で書き込むことで、より注目し、

右耳から左耳に通過してた子は、

「何て書こう・・・もう一回教えて!」 ってなります。

子供は小さければ小さいほど、ちょっとした事で気がそれやすいもの。

一方通行のレッスンではなく、言葉のキャッチボールなどで

意識をこっちに!こっちに!ひっぱりますよ~rock

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2009年11月17日 (火)

先生の役割

私の考える、先生の役割。

①ちょっとでもたくさん練習をたくさんしてくるようにする

②正しい練習をさせる

週の6/7は自宅での練習なので、あくまでも上達のほとんどは

自宅練習で培ったものです。

なので、その自宅練習をどれだけ充実させれるかがレッスンの本質、

と考えています。

の、練習量を増やすのも先生の仕事。

あの手この手で、生徒がちょっとでも多く練習するよう

いろんな先生が工夫してます。

たとえば、宿題をたくさん出して、やらざるを得ない状況にしたり

練習してこないとものすごい怒って強制させたり。

でもヴァイオリンの魅力をうんと伝えて、ヴァイオリンを大好きにさせて

弾くって楽しい!と感じてもらえれば自発的に練習量が増えて

それもやっぱりの方法のひとつになります。

私のモットーとしてはこちらのやり方なんだけれども・・・

ひとそれぞれ合うやりかたが違うので難しいところですねthink

そして大事なのはの、正しい練習方法を教えること。

上達するのは先生の努力じゃなくて生徒の努力。

生徒の限られた時間をちょっとでも有効に使ってもらえる様

何を気をつけてどう練習するか、反復練習のやり方、など

これを伝えなければレッスンとは言えない!

生徒を上達させる、という傲慢な考え方より

生徒が上達するための方法を「教える」のがレッスンだと思っています。

同じことじゃん!?と思うなかれ!catface

Hana発表会にいただいたお花です!

まだきれいに咲いてます♪

なんだか3週間は余裕でもちそうですよsign03

長持ちポイントは(私は花屋か!?)

当たり前ですがこまめに水をかえることmist

枯れた花はどんどん切ったり除いたりしていくこと。

あんまりポカポカしない場所に置くことです!

MYルールなので専門家の人に違うって言われるかもsign02

最近めきめき伸びてる生徒さんがいて、

これひょっとしたら10年後くらいに抜かれちゃうんじゃないのsign02

なんて喜ばしいヒヤヒヤをしていますdelicious

自分より上手な生徒を育てる、は指導者としての生涯の目標。

生徒に絶対抜かれないようにする、は演奏家としての使命。

どちらに転んでも嬉しいです(笑)note

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